寒冷地にお住いの場合は、冬季間にはマイナス気温の日が続いてしまい、真冬日といってプラス気温にならない日が多いことは普通のことです。

特に北海道にお住いの方は真冬日でも普通に生活を送っていて、積雪も同時にあるので除雪作業を毎日のように行うことが必要なエリアも存在しています。このような寒冷地では、屋外でケーブルを用いている場面も多々あります。照明器具や防犯機器、融雪層やロードヒーティングなどがあり、屋外から屋内にケーブルを引き込んでいる住宅も沢山見つけることができます。

一般的に用いられているケーブルの場合は表面の保護が薄いという場合もあり、必ず寒冷地用として販売されているものを利用することは大前提です。このタイプの場合は厚みを持たせた被膜になり、寒さによって簡単にひび割れがしないような柔軟性の高いタイプが多い傾向にあります。寒冷地向けのケーブルを用いることで、断線してしまうことを防いだり、積雪によって荷重が掛かっても、問題なく使い続けることも可能になります。

夏場になってもゴムが溶けたようにならない強靭な被膜を素材にしていることも基本なので、オールシーズン型としても抜群の効果を発揮できます。関連性のあるパーツというものもあり、条件によっては使い分けをすることで、あらゆる問題から解放されます。ケーブルを包み込む電線保護チューブというものがあり、更に強い被膜を作り出すことができます。地面を這わせるような環境下では、除雪作業時に道具がぶつかってしまう可能性もあるので、この環境下ではスロープ状のカバーというものが販売されています。寒冷地向けでも設置場所によっては別のパーツを併用することにより、安全に長持ちさせることができるようになります。