複雑な電気配線を収納するなら配線ダクト

様々な工場の設備技術の皆様に上手に利用していただきたいのが、配線ダクトです。

設備を制作する時の内部配線は複雑になりがちで、後々修理する場合に、複雑な配線が絡み合って非常に多くの手間がかかってしまう場合があります。又、むき出しの配線は、とても危険な場合があります。そこで、あらかじめ配線ダクトを使用してスッキリとまとめて収納し、ダクトにどの様な配線かを明記しておけば、メンテナンスの時に非常に楽になるし、安全に修理ができます。

むき出しの配線がある設備は、見た目も悪く、安全性にも欠けるので配線ダクトで収納することは、設備設計の基本ですね。又、工場内で多くの設備や作業に必要な照明、インターネットのケーブル、アース線などがむき出しで絡み合っている場合もあります。これも、見た目だけでなく安全にとっても不適切だと言えます。配線は足元に引き回してはいけません。配線ダクトを利用して収納し、天井や壁からまっすぐに引き回すのが正しいやり方です。

配線ダクトには様々な太さや種類があります。静電気の防止型の素材や、必要な寸法に加工しやすい素材、すでに引かれている数本の配線を巻き付けてまとめるタイプなど様々です。その工場に適したタイプを使い分けてください。これは、一般のご家庭でも有効です。家電製品が多くなると足元に散乱するコードが多くなりますが、一本にスッキリまとめて収納しておけば安全ですし、掃除もしやすくなります。ぜひ利用してみてください。

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